
今回は4月26日のフェラーリの大会から試合に復帰できるシャラポア選手がしてしまったドーピングについて調べてみました。
シャラポア選手がひっかかったドーピングの成分はメルドニウムというものです。
この成分の効果は抗虚血薬です。
1970年代にラトビアという医者が開発し狭心症や心臓疾患の薬としてロシアでは広く普及している薬です。
このメルドニウムは血流が増加し、代謝を促進、運動能力を向上する効果があります。
世界ドーピング機構によると、「筋肉により多くの酸素を運ぶ効果があり運動能力が向上する」とされていて2016年1月1日から、「ホルモン調整薬および代謝調整薬」に指定され禁止されました。
シャラポア選手は10年近くこのメルドニウムを服用していたようです。
つまり、禁止になったのを知らなかったのではないかというのが正直一番濃厚だと思います。
あれほどのキャリアを積んだ選手がドーピングをするのは稀ですからね。
アンドレアガシのように引退してからドーピングをしていたのを公表する選手もいますが、稀です。
ロシアはドーピングが後を絶たない国ではありますが、個人的にはそんなことをするような選手にはシャラポア選手は見えないです。
少なくともメルドニウムが検出されて問題が浮き彫りになるまでは禁止薬物だと知らなかったと思います。
ずっと服用していたといっていたくらいですから笑
さしたる問題でないとかんがえていたのでしょうが、メルドニウムを服用していたのを知っていたのが父親と代理人だけという状態はまずかったですね。
いずれにせよドーピングを否定せずにメルドニウムを摂取したことをみとめ、処罰もしっかりうけての復帰ですのでテニスファンも気持ちよく迎えてくれそうですね。
大きな大会の出場はフレンチオープンからですね。
帰ってきた妖精シャラポア選手の活躍がとても楽しみです。
最後にここまで読んでくださった方ありがとうございます♪