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ラオニッチとワウリンカと錦織の試合の作り方の違い

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今回は錦織の世代の世界ランキング上位選手の試合の作りかたについて考えてみたいと思います。
ラオニッチ世界ランキング4位
ワウリンカ世界ランキング3位
錦織圭世界ランキング5位

ラオニッチ

ラオニッチはのプレースタイルはビックサーバーになると思います。
ストロークはベースラインより後ろで守りのテニスが主になると思います。
マッケンローコーチと組んでからは前に行くことが増えましたが
サービスからのチャンスやリターンゲームで相手のボールが浅くなった時に積極的に前に行くことが増えましたが
原則自分から攻めるのはサービス リターンゲームは守りのテニスからチャンスを待つのがラオニッチのプレースタイルだと思います。

これって対戦相手にとっては最も怖い相手なのかもしれません。
圧倒的なサービスでゲームを取られリターンゲームだとリスクの少ない守りのテニスで攻められそうなタイミングは攻めてくる。安定感という意味でこの試合の作り方は怖いものがあります。

ワウリンカ

ワウリンカもサービスは強力ですが最もやっかいなのはバックハンドでしょう。
テニスは基本的にお互いにフォアハンドを打たせないためにバックハンドのラリーが多くなるのですが、
この展開だとワウリンカのバックハンドは強烈でワウリンカ優勢のパターンが多いです。
フォアハンドも威力は強烈ですが、コースが甘いのでワウリンカ自身もフォアハンド一発で決めるつもりよりも
威力の高いショットを打って甘いボールを料理しようという感じなのではないでしょうか。

あと、ワウリンカの特徴として相手の嫌がるプレーをする傾向があると思います。
いきなりスライスのリターンを多用したり、前に行くプレーを増やしたりあえてコースの甘いボールを混ぜたりと
試合の中でなんらかのアクションが多いように思います。

フェデラーやジョコビッチもナダルなどは基本的に固まったプレースタイルの中でいろいろなショットを混ぜていますが、
コンセプトは基本的に変わらないという印象です。
ワウリンカはその時そのときで試合の作り方をグッと変えてくる印象があります。

錦織圭

錦織は完全にストローカーですね。
ただのストローカーではなく自己発信型の質の高いストローカーです。
ストロークの展開ではいつも自分からしかけて試合を作っています。
サーブが上の二人と違い武器にはならないので、ストロークからボレーやドロップなど多彩な攻撃をしかけるプレースタイルです。
ラオニッチは基本的に守備的なストロークで自分からストロークを展開することは少ないですね。
ワウリンカは自分の引き出しのプレーの時にはかなり強いパターンを持っていると思います。

錦織やフェデラーの試合が見ていて面白いのはほかのプレーヤーと違い自己発信のプレーがとても多いです。
トッププロの中でも貴重な存在だと思います。
相手から振られた時にそれを返球する能力はどのトッププレーヤーも高いレベルでこなしていますが、
自己発信で攻めのプレーをするという点で、錦織とフェデラーの上の選手はいないと思います。

まとめ
①安定した成績を残すのに向いているラオニッチの保守的な試合の作り方
強烈なサービスというバックグラウンドの元、相手のサービスゲームでは守りのテニスでブレークを狙うラオニッチのプレースタイル。
それでいて、守りに入ったときに一発のカウンターを持っているので4ゲーム区切りのテニスではラオニッチのプレーは相手にするとかなりやっかいですね。

②不器用だけど自分の型にはまれば強いワウリンカ
ワウリンカに少し失礼な言い方になってしまいますが、ワウリンカは不器用なテニスをしていると思います。
サービスはトッププレイヤーレベルに強烈。
バックハンドのクロスの角度とストレートは復活したフェデラーよりも強烈でしょう。
自分の方に相手を引き込むとやはり最強の選手です。
錦織のように自己発信でのプレーというより自分の強い型で勝負するから安定した成績を残せていると思います。

③最も質の高いテニスをしているが繊細すぎるプレーで時にミスを連発する錦織。
世界のトッププレイヤーの中でもお手本といっていいほど最高のストロークをしていると思います。
ミスを連発するといいましたが、する可能性があるというだけで錦織自身基本的にいつも安定しています。
それくらい緻密で難しいテニスをしていると思います。
緻密で難しいテニスをするのが錦織の得意な型ともいえますかね。
このプレースタイルがいつも高いレベルでできれば最強の選手になれると思います。
実際調子のいい時の錦織はジョコビッチやフェデラーを凌駕していると感じることも多いです。

いかがでしたでしょうか。
私なりにビック4世代の一つ下の世代。
ランキングも上位で世界NO1になってもおかしくない世代のテニスを比較してみました。
錦織にサービス力さえあればフェデラーとかなり近いプレースタイルと言えるのではないでしょうか。笑

なんとなしにプロの試合を見るのではなくて試合の構成やポイントの取り方。自分から攻めているのか守りから入ってポイントを取っているのか。プロの試合は自分がなりたいプレーを見つけるのにとても良い資料になります。
皆さんも是非、好きな選手がどうやって試合を作っているのか見てください。

最後にここまで読んでくださった方ありがとうございます。







フェデ太郎

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新作のラケットを積極的に使ってレビューしていきますので、どうぞよろしくお願いします。

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